「綾部の文化財を守る会」 創立35年記念式典・記念事業・記念講演
 平成16年11月30日(火) ITビル2階 多目的ホ−ル (文中会員は敬称略)     綾部の文化財へ

IT会場入り口案内 2階打ち合わせ準備 記念事業HPスライド映写準備
HP「綾部の文化財」カラ−・コピ−展示準備 パネル10枚
お茶席準備 お茶を点てる 羽室会員
HP実演中 来賓受付中 一般受付中
HP展示を見られる参会者 歓談中
指定席につく被表彰会員

 宮本太資副会長の司会始まる

ステ−ジのご来賓
第1部 記念式典・記念事業発表 午後1時30分〜3時 司会:副会長 宮本太資  来賓紹介:理事 森田弘
主催者挨拶 大嶋文隆会長  35年前なぜ会が創立されたのか
 出口榮二初代会長
市長感謝状授与 創設会員並びに永年
重要役員経験者 代表拝受人 山崎巖
市長感謝状授与 永年重要役員経験者
 代表拝受人 西田好三
会長表彰状授与 創設以来35年間
継続会員 代表拝受人 土田晃史
来賓代表祝辞
来賓祝辞 綾部市々長 四方八洲男様 京都府会議員 梅原勲様 綾部市々議会議長 木下芳信様 
創立35周年記念事業 HP「綾部の文化財」   記念事業の紹介     スライドによる発表
第2部 記念講演        午後3時15分〜4時30分   司会:副会長 村上高一

綾部史談会との関係について
事務局長 四方續夫

綾部九鬼藩歴代藩主とその藩士たち
について 綾部史談会々長 山崎巖様
閉会謝辞 副会長 村上高一

主催者挨拶 式辞 大嶋文隆会長

  本日は「綾部の文化財を守る会三十五周年記念式典を開催致しました所、四方市長様を始めご来賓各位、会員の皆様、市民の方々多数のご来場をいただきまことに有難うございました。

 三十五年と言いますと、およそ人間一世代の時間でありますが、この長い年月の間、本会の創設とその後の発展につくされた代々の役員各位、これをしっかりと支えて下さいました会員の方々に深甚なる感謝と敬意を表するものであります。

 この度 三十五周年を迎えるに当たり会の発足と発展のためにご苦労いただいた方々に、四方市長様より感謝状を賜るという栄光に浴しておりますし、会としてもこの三十五年間一貫して会員として会を支えて下さいました継続会員の方々に表彰状をお贈りして、私達の気持ちを表すことに致しました。

「文化財を守る会」は今、会員370余名となっており、その活動の内容については、八月記念事業として開設したインターネットによるホームページ「綾部の文化財」で紹介しておりますし、本日のスライドでも見ていただきます。

 私達が今後に向けて力を入れていますことに「民俗民具文化財」があります。

 私達の遠くない先人達から時には私達自身までが過去の生活と仕事の中で作り、用いてきた民具生活具農具蚕糸具等であり、古美術の数々であります。

 これらは まさに貴重な歴史の証言者であり、記念物であります。

 それが今、時代の変化の波に大きくさらされています。

 急いで確保、整理、保存して、民衆の生活の歴史の具体的な「もの」として後世に向けてメッセージしたいと考えています。

 この事については 平成十年四月「民俗民具資料舘の設置と古文書の保存整備についての陳情書」を「本会と京都府蚕糸同友会」が連名で市、市議会、市教委に提出し、要望している所であります。

 そのための取組みとして、平成十三年四月「いかるが民俗舘」という活動体をスタートさせ、準備、調査活動を積み上げています。

 「文化財を守る会」はこの三十五年間を土台にし、本日の記念行事も大きなステップと考え、綾部の文化財のための活動を進めて参りますので、一層のご指導とご協力、ご参加をよろしくお願い致します。


「三十五年前、何故この守る会が創立されたのか。」    初代会長 出口榮二 

 本日は誠に御目出度く存じます。

惟えば今から丁度三十五年前、心ある市民の力を結集して、問題となった有名な旭町の覚応寺の仁王像(鎌倉期の国重文クラス)二体が海外に流出するのを緊急に防ぐべく、文化協会の方々、特に「綾部史談会」の有志の方々の御支援御理解を得て昭和四十四年の秋に「綾部の文化を守る会」の創立総会を盛大に開き第一歩を踏み出した。そして早速に市や府当局、或いは「綾部の文化財を守る会」役員各位が文部省等に御理解と御支援を得るべくそれぞれ任務を分担して努力しました。

 お陰様でその甲斐あって海外流出はストップされ、一同ホット致した嬉しい記憶は決して忘れる事は出来ません。ほんとに会員の方々の御熱意又当局の方々の御指導、御儘力を有難く存じます。実際の所、この「仁王像」の保全・保持が契機となってこの会は発足したのです。

 全くそんな因縁の意義深い文化団体で、その後、今日迄の此の三十五年間の文化活動は地道ではありますが誠に尊い、他の都市ではあまり見られない、まれなる尊い存在価値を有し、今も文化活動を続けて参っています。

 ちなみに発足当時の「綾部の文化財を守る会」の事業計画を皆で決めました。(機関紙「綾部の文化財」第一号の二、三頁)そして其の主旨のもと、今日も楽しく実行されています。そして又会員の方々も増加し、予算も豊になり、色々と文化事業が活発化されて参りましたその努力に対して深く敬意を表するものであります。
 私、この機会に戦中派の出すぎた者の一人として御願い申し上げたい事があります。

 昨今は平和憲法の改正、特に九条の条項の改変を中心に、あれは押しつけ憲法だとか又教育基本法の全面的な見直しが必要だと主張します。そして特に愛国心の涵養・強調が大切だ、とよく言われています。然し上からの、又官権が「型」にはめんと命令するフアッショ的愛国心はでは困る。それにしても又物騒などうも黄な臭い硝煙の臭いを昨今感ぜざるを得ない。本当の愛国心、民族を大切に愛してゆく心は、まず吾々の住む郷土からです。

 幼い時、母に連れられ蓮華(レンゲ)の花をつみに行った野原、友達と夏には共々泳いだあの川等々、自分をはぐくんでくれた美しい自然、懐かしい多くの人々の顔、言葉等々が広く深い人間形成と共に自然への愛、社会への愛、郷土愛を育ててくれるのです。そういう自然、社会、家庭の環境の中に愛国心がそだち、やがて立派な愛国的偉大な人物が育てられてゆく。そういう面から見る時、綾部市は実に恵まれた自然的文化平和の環境にある。

 だから、そこから特有の会社組織の郡是の会社が波多野翁によって生まれ、平和を叫ぶ民衆の大本教が生まれた。そして又戦後昭和時代では、日本で一番早く世界連邦平和都市宣言を行った。今、一寸連邦運動は休息しているが、二十一世紀は、より一層世界は一つの平和世界建設に向かって行く。二十一世紀は力や武力の時代ではない。そういう意味から申しても此の「綾部の文化財を守る会」の任務は大切な世界平和、又民族愛の精神につながる大切な御役目を担って居られます。

 どうか今後益々の御発展・御活躍を御祈り申し御挨拶とさせて頂きます。


来賓祝辞 綾部市々長 四方八洲男様

 皆様今日は!今日は「綾部の文化財を守る会三十五周年記念」に関係者の方々の皆様一同に会され盛大に記念式典を開催されましたことおよろこび申し上げます。
 三十五年前盛大に旗揚げされました当時は、歴史といったものがともすれば軽んじられるといった風潮があったことも事実でございます。そういう時にこうして「綾部の文化財を守る会」が出口榮二会長さんの下に立ち上がったということは、綾部市民にとって大きな誇りでございます。当時市役所の方の「文化財保護体制」というものはまだまだ未熟でございまして、組織あるいは施設・人員共、十分ではございませんでした。その足らない分を十二分に担って頂いたのが「綾部史談会」そして「綾部の文化財を守る会」であったと思います。

 「綾部史談会」が郷土史研究者としての研究活動を展開して頂いたのに対し「守る会」の方々はより市民的な立場で身近な文化財の保護普及活動啓発活動を担って頂きました。
 「守る会」の皆さんの大半は特別に歴史の研究者、或いは専門家というのでなく普通の市民の方々であったようでございます。しかし、その会員の皆さんは人一倍綾部の歴史、文化を愛しておられたということ、これが今まで長い間、そうした沢山の皆さん方に支えられてきた大きな理由であったと思います。
 そういう皆様の熱い思いに導かれて平成四年には綾部資料館が完成を致しましたし、更に平成五年には私市円山古墳が整備・開園しました。これも、市民参加型事業ということで、「綾部史談会」やあるいは「文化財を守る会」の皆さん方と一緒に、この事業を遂行して頂いた。勿論、私の時代ではなく、私の前の谷口市長の時代ではございますけれども、そういう成果を上げることが出来ました。これは、ここにおられます皆さん方の、ご尽力によるものだと云う風に思っております。
 そのほか、守る会の三十五年間の活動が実を結んだ事はというのはその他にも随分たくさんございます。そういう意味で三十五年間、私達行政にあるものと一体となって共同の歴史をひもとき、共同の伝統を引き継ぐ、そして共同の事業を展開する、そういうことを共々にやって頂きました皆さん方に心から感謝と敬意を表したいと思っております。

 今後とも、四十年、五十年、更に百年、その時には今いる人は誰もいませんけれど、少なくとも次の世代には、こういう伝統を私達が共同して創ったんだということが必ず引き継がれていくと確信致します。そういうことで大嶋会長さんの下で、どうぞ役員或いは会員の皆さん方が心を合わせて頂いて、この良き伝統をしっかり守り、次の世代にバトンタッチをして頂きたいと願っています。

 皆さん本当におめでとうございました。ありがとうございました。


祝 辞  京都府々議会議員 梅原 勲様

「綾部の文化財を守る会」が創立三十五周年をお迎えになり、本日こうして盛大に記念式典を開催されましたこと、心からお慶び申し上げます。

 先程、感謝状・表彰状をお受けになりました方々に、敬意と祝意を申し上げます。

 私など「文化」と云う言葉に大きな「憧れを持っておりますが、それに「財」と云う字が付いて「文化財」と云うことに成りますと、一層専門性が加わって、縁遠い存在に思えます。

 その「文化財」を私達の綾部で守る、そんな貴重なお取組みを、三十五年もの長い間続けて戴いた訳であります。

 初代会長の出口榮二先生から現在の大嶋文隆会長さんまでの、歴代の会長をはじめ・役員の皆様そして熱心に参加され事業を進めて来られた歴代の会員の皆様に改めまして、心からの敬意を申し上げます。

 今日は、こんな私ですが、本会の歴史にふれ「文化」「文化財」に少しでも近づきたいと思って出席させて戴きました。  

 「綾部は」こ数年でも随分変わって来ました。道路も水洗化事業も、立地される企業も大きく変化しております。

 私達の綾部は、正に「変わり行く地域」「進み行くふるさと」であります。

 そうした変化の激しい時代であっても、いえ、変化の激しい時代にこそ「地域の文化財を守る」「歴史・伝統・心を伝える」ことの意義は、益々大きいと思います。

 「綾部の文化財を守る会」の益々のご発展と本席ご参会の皆様のご健勝と、更なるご活躍をお祈り申しあげまして、お祝いの言葉を結びに致します。

 本日は誠にお芽でとうございます。

注)梅原議員様は平成十三年度から当会の会員となって戴いております。)


祝 辞 綾部市々議会 議長 木下芳信様

 吹く風も身にしみる頃となりました。

本日ここに、「綾部の文化財を守る会・創立三十五周年記念式典」が、開催されるに当たり、綾部市議会を代表しまして、一言、お祝いのご挨拶を申し上げます。

 「綾部の文化財を守る会・創立三十五周年」誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

 昭和四十四年の発足以来、今日までの三十五年間の長きにわたり、貴会が発展し続けてこられ、本市の文化行政に大きく寄与されてこられましたのも、大嶋会長様をはじめとする「綾部の文化財を守る会」会員の皆様並びに歴代の役員の皆様方の御努力、御尽力の賜物と、深く感謝申し上げますと共に敬意を表するものでございます。

 また、ただ今は、長年役員として会の発展に寄与され、市長様から感謝状をお受けになられた皆様、創立以来会員を継続され、会長様から表彰状をお受けに成られた皆様、誠におめでとうございました。 今後とも一層の御活躍と御協力をお願い申し上げます。

 文化財は、歴史・文化の理解のため欠くことのできないものであり、将来の文化の向上発展の基礎となるもので、貴重な国民の財産であります。先人は、自分の財産を守るように地域の文化財を守り受け継ぎ、私達に伝えてくれました。

 文化財を消滅から守るために、文化財保護法という法律があり、本市においても重要なものを指定し、その保護に努めていただいているところであります。

 貴会は、文化財保護の啓発や普及など、正に名前のとおり、綾部の文化財を守るさまざまな活動に取り組んでおられ、綾部市の文化の向上を目指した活動は高く評価されているところであります。

 貴重な文化財の保護に万全を期するためには、今を生きる一人一人が、文化財を国民すべての財産として愛護しようという意欲に目覚める必要がありますが、いまだその理想には程遠く、いきおい皆様方のお力添えをお願いしなければならない実状であります。

 私ども、綾部市議会といたしましても、本市の文化活動の前進に一層の努力をいたす覚悟でありますので、文化財の保護活動、並びに文化向上のために更なる御指導・御支援をお寄せいただきますようお願い申し上げる次第でございます。

 終わりになりましたが、綾部の文化財を守る会、並びに本日御列席の皆様方の益々の御活躍と御健勝を心からお祈りしまして、私のお祝いのご挨拶といたします。

注)木下議長様は平成十五年から当会の常任幹事でもあり、研修旅行には2回の参加、奥様は殆ど毎回の参加を戴いております。)


記念事業の紹介     副会長 由良千代子  (代読:理事 渡邊敬治)

 本日「綾部の文化財を守る会」三十五周年記念式典に四方市長様を始め梅原府会議員様、木下議長様、それに角界の御来賓の方々「綾部の文化財を守る会」の会員の皆様、大勢お出まし頂きましてありがとうございました。大変嬉しく御礼申し上げます。

 出口先生のお話の様に三十五年前に「守る会」が誕生いたしました。

 以来、地道に目立たない活動を続けて参りました。

 昨年来の話から、大嶋会長、役員各位、それに四方事務局長の大変なご努力に依りまして、今日の式典の運びとなりました。

 新しいスタートラインに立ったことを大変に嬉しく思って居ります。

 そこで、「守る会」はこの日を記念して新しい事業に取り組み、インターネットのホームページ「綾部の文化財」を立ち上げました。膨大な古文書をひもとくのは至難の技ですが、ボタン一つで、パッパと出てくる最新の機械は素晴らしいです。後から続く若い方々にも我が故郷・綾部の素晴らしい文化財を知って頂き、大切に守り、後世に伝えて頂きたいと思います。それでは只今よりインターネットの巨匠・鍋師理事に依りホームページのほんの一部ですが紹介致します。暫くご覧下さい。

 私事で大変失礼ですが、市長様より「感謝状」を頂く身ですし、山崎先生の綾部九鬼藩のお話。由良家も多少かかわりが御座いますので楽しみにしておりましたのに、やむを得ぬ事情で欠席致しますが、とても、とても残念です。


ホ−ムペ−ジ紹介スライド・レジメ
  ホームページ「綾部の文化財」紹介とお願い      HP担当理事 鍋師 有
綾部の文化財を守る会のホームページを、創立35周年の記念事業として実施しました。
綾部の文化財についての情報発信が、開始されましたことに感謝しています。
 ホームページ「綾部の文化財」は、学術的な文化財の紹介にとどまらず「まちづくり」の
一端として、人々との交流のあるものにしたいと念じています。
 取材に当たっては、人の存在する内容となりますよう留意しています。また、掲示板
画像掲示板投稿写真ギャラリーなどの交流ページも設けています。

 「ホームページはみんなで創るものです」綾部の歴史や文化財を愛し大切にする
人々の意識によって、綾部の豊かなふるさとの自然が、環境が大切に守られてい
くことを祈念しています。

 記事の内容については、
情報公開とプライバシー尊重の両原則を遵守し、取材先や
資料館、綾部史談会の先生方の指導をいただいています。

 パソコン、インターネットという情報技術を用いていますが、技術的な部分は慣れている人
にまかせていただき、皆様には資料の提供をお願いいたします。手書きで十分です。
「あなたの街のお地蔵さんや鎮守の森、お祭りなどの様子をお知らせください。」

 本日は作成したHP「綾部の文化財」をプロジェクターで映写して紹介します。
歴史や文化財に門外漢の私が説明しますので、文化財などの読み間違いも
多々あることをまずお詫びしておきます。

1.まちづくり:人々との交流を求めて
  表紙写真ギャラリー(投稿)投稿掲示板写真も入る投稿掲示板
2.会報(機関誌)創刊号の頃 設立総会、研修旅行、駒札建立について
  新聞で見る綾部の文化財会報1号「安国寺」2号「光明寺」
3.足利尊氏関連の特集について
  京都尊氏ゆかりの寺院を訪ねて研修会安国寺と文化財岩王寺記念講演会
4.駒札建立社寺について
  駒札で見る文化財光明寺長松寺東光院八津合八幡宮阿須々岐神社・・
5.無形文化財(祭礼)について
  嶋万神社太刀振り、てんてこてん高倉神社ひやそ於与岐八幡宮天狗鼻高舞
6.研修旅行について
  湖都:大津の国宝を訪ねて丹後一周研修旅行感想文
7.資料館建設と民俗民具資料館について
  私市円山古墳忠左衛門代官日記特別展民俗民具調査風景
8.綾部九鬼藩関連の特集について
    九鬼霊園、奥津城綾部八幡宮高津八幡宮正暦寺広畔堂跡グンゼ博物苑
9.世界連邦平和都市宣言第1号都市・綾部
    「平和を願い、祈りのあるまちにしよう」


綾部史談会と文化財を守る会の関係について  事務局長 四方續夫
 私は、「綾部の文化財を守る会」の事務局長を務めさせていただいております。四方續夫でございます。綾部史談会と綾部の文化財を守る会との関係について簡単にのべさせて戴きます。
 綾部史談会は故・村上佑二初代会長(本日は多忙のため欠席ですが、現綾部市観光協会長、村上克寿さんの父上です。)のもとで昭和二十四年3月発足し、故・二代目・梅原三郎先生、三代目・故木下礼次先生・礼次先生は当会の2代目会長でも有りました。そして、4代目が現会長・山崎巌先生であります。第一部の式典で市長感謝状を受けられました、山崎先生にはこれからご講演戴きますが、副会長・川端二三三郎先生、今日、欠席ですが、光明寺の楳林誠雄住職も、綾部史談会で会員で当会の創設会員です。
 当会の会長・大嶋文隆も会員であり、私も昨年一月より綾部史談会に入会させて頂き、毎水曜日午後グンゼ3代目社長・遠藤三郎兵衛家の文書を現在、整理・解読させて戴いて下ります。聞いているだけでも、面白い「綾部史談会」です。皆様の体験入会を歓迎します。と言うわけで、「綾部史談会」は正に当会の生みの親であります。又、皆様のお手元にある「何鹿郡の地図等」は山崎先生手作りでこの講演のために特別に作成して戴きました。「綾部市史・何鹿郡誌・両丹地方誌」何処にもない貴重な資料です。又、山崎先生は綾部高等学校で永年教鞭取られ、恩師でもあり通称「がんさん」とわれら教え子は呼んでおりました。いまでも、仲間達では「がんさん」と言う方が、良く理解してもらえます。又「良妻賢母」の教え子を、嫁さんにもらわれた、ということもあり、綾部高等学校では大変人気の有る先生でした。
 小生も61才で史談会の現役では、最年少、市長の息子、源太郎君は小生の二男の同級生で有りますが、綾部史談会では、先輩になります。結婚され妻子・嫁さんと小源太君を養う為、平日の勉強会は欠席ですが、郷土の歴史には、大変興味を持ち、いまでも、その方面では、いろいろ投稿があります。


記念講演「綾部九鬼藩歴代藩主とその藩士たち」  綾部史談会々長 山崎巖先生
 内容は多岐に渡るためレジメのみ今回は明記させて戴き、第六十一号(秋号)で詳しい内容を発表させて戴きます。

(一)佐藤家文書について

    歴代藩主履歴集と藩士録

(二)九鬼藩の分裂と綾部轉封

(三)複雑な何鹿郡の分裂所領の実態

(四)綾部九鬼藩歴代藩主について

(五)綾部藩家臣団について

配布された講演会の資料はここ


閉会謝辞 副会長 村上高一

 只今、山崎先生におかれましては、力強いお声で、熱意を込めて、しかも分かりやすくお話戴き、ありがとうございました。お話の内容は多岐にわたりましたが、その中で私は、綾部の九鬼藩主が、志摩半島の水軍の将、鳥羽藩主から、全く性格の異なる山国丹波綾部の地に、寛永年間に配置されて来たこと。このことは、山家の谷藩主が、美濃、近江から陸戦の将として、すでに早く天正年間に山家の領主になっていたのと好対照であったこと。又、綾部地方(何鹿郡)は先生ご自身でつくられた地図でお示しの如く、九鬼・谷両領主の支配下にあったとはいえ、それはこの地方の約半分程度であり、その他は多くの藩・旗本・天領(幕府直轄領)という領地に分かれていて、統一的政策とられず経済・社会の進展がそれ程なかった。従って名のある人の出現もなかったこと。しかしこのことが、当地の人々に刺激を与えて、明治・大正時代に当地方の経済・文化の発展になって行き、有名人の活躍があった事などを興味深く聞かせていただきました。ここに重ねてお礼を申し上げますと共に、先生の今後のご健勝とご活躍を祈念いたします。

 さて、会場の皆様には、熱心にお話をお聞き下さいましてありがとうございました。その内容についてはそれぞれご感想がおありと存じます。わが郷土の歴史を学ぶことは、単に昔のことを知るということだけでなく、郷土に愛着の念をおこし、更に歴史を鏡として、その中で生活する人々、つまり吾々の生き方、人生の参考になると信じます。どうか皆様の人生のまたこの地域のよい道しるべにして下さい。

 最後に、本日は綾部の文化財を守る会三十五周年記念の集会に、多数の方々にご参加いただき本当にありがとうございました。式典の開会に当たって司会が申したように、当会はインターネットによる文化財の紹介をはじめとして、いよいよ文化財を守る内容を充実して行くと共に、会員の研修を深めて行きたいと念じております。今後とも皆様のご協力をよろしくお願い致します。これをもちまして本日の集会行事を終わります。

 どうもありがとうございました。


ご来賓のご紹介

     綾部市長 四方八洲男様、京都府議会議員 梅原勲様、綾部市議会議長

     木下芳信様、綾部史談会々長 山崎巌様、綾部市文化協会々長 村上孝作様、

     綾部市観光協会 専務理事 西村之宏様、綾部市仏教協会長 渡邊敏彦様、

     京都府神社庁綾部支部支部長 渋谷計二様、京都府蚕糸同友会々長 田中 武様、

     京都府立丹後郷土資料館々長 西岡喜与一様、綾部市資料館々長 近澤豊明様、

     初代会長 出口榮二様 


  綾部の文化財を守る会創立35周年・会長表彰状 
 
受賞者リスト   (順不同・敬称略) 

会員名 会員名 会員名 会員名 会員名 会員名 会員名 会員名
市長感謝状:創設会員並びに永年重要役員経験者 
梅垣 網子 塩見 壽恵子 安村 幸子   片山 道子 由良 千代子 山崎 巖 出口 榮二 木下 千壽子
四方 篤 井上 益一 楳林 誠雄 川端二三三郎
以上12名  1名代表者拝受 
市長感謝状:永年重要役員経験者
鍋師 有 宮本 太資 田中 淳貴 鐙 美佐子 塩見 一磨 大嶋 文隆 加藤 明男 西村 洋子
大槻 正則 伊藤 孝宗 能勢 榮一 村上 育夫 西田 好三 新田 静子 出口 三平 辻本 不二男
仲林 正則
以上17名  1名代表者拝受
会長表彰状:創立以来35年間継続会員 (順不同・敬称略)
久保 哲 芦田 和子 谷口 昭二 谷口 淳子 西 春枝 木下 露子 西山 佳江 西山 敬子
蘆田 好雄 大岡 アヤノ 上田 暁様 土田 晃史 佐々木 正夫 塩見 光一 濱島 二三子 四方 正夫
岩崎 勝巳 林 幹男 石川 正夫 和久 弘昭 中村 元 大槻 三郎 森 和代 土井 みさ子
大槻 恭三
以上25  1名代表者拝受