菖蒲(あやめ)塚古墳   多田町  綾部の文化財一覧表へ  綾部の文化財

指定文化財 重要文化財 菖蒲塚古墳 史跡 1基 古墳中期
聖(ひじり)塚古墳と約100mの間隔をおいて築かれている。この古墳は、一辺30mの方墳で、約6mの周壕を巡らせ、南側に造り出しを有している。
昭和58年度調査により、造り出しは二段に突出する特異な形態であることが判明した。聖塚古墳との前後関係は定かでないが、造り出しの形態などから五世紀前半代に、菖蒲塚→聖塚古墳の順に築かれたと推定されている。平成5年3月 綾部市教育委員会

聖塚・菖蒲塚古墳(秋の草刈がやっと終わりしたので写真に撮りました。
1.吉美地区多田町のこの古墳は古墳時代中期
平成4年5月国指定文化財となった。
2.ポイント
・並ぶ大型方墳
・特殊な造りだし構造
・段築、葺石、埴輪、周豪をもつ
3.聖塚・菖蒲塚は吉美盆地の北東部にある大小2つの方墳である。両古墳については明治時代に一部が発掘されたとの記録があるが,墳丘の保存状態は良好である。
昭和58年(1983)、綾部市教育委員会によって周囲の水田部分が発掘調査され,墳丘規模と周豪の存在が明らかとなり、合わせて多量の埴輪の出土をみた。聖塚は1辺54.2メートル、3段築成の方墳、菖蒲塚は1辺32.3メートル、2段築成の方墳であることが明らかになった。
また、両古墳とも南側に造出しがあり、そのうち菖蒲塚の造出しは東側が2段に突出する特殊な構造であることも明らかになった。両古墳とも段築、葺石、埴輪といった外表施設を持ち、また周豪をめぐらすなど古墳時代中期の大型前方後円墳と同じ手法をとっており、綾部地域髄一の有力古墳である。両古墳の築造年代は埴輪の形式から古墳時代中期,即ち5世紀の前半と考えられている。
(綾部市資料館発行「あやべの歴史にみち」より抜粋

史跡 聖塚・菖蒲塚古墳
平成4年5月6日 文部省指定
形状:方墳(周辺に造り出しを付属)
規模:聖塚古墳 一辺 54m
菖蒲塚古墳 一辺 30m
築機:古墳時代中期前半(五世紀)前半)