高倉神社(天一さん)ヒヤソ踊   吉美 高倉町  綾部の文化財一覧表へ 綾部の文化財
文中敬称略。  高倉神社の紹介はこちらをクリックください。

宵宮 多田町天満宮にて 巡行準備中 宵宮 天一太鼓 桜ヶ丘にて 多田天満宮 三ノ宮神社出発準備
7時 多田天満宮 三ノ宮参拝 高倉神社にて 清祓式 四方律夫宮司など 本殿移動
ヒヤソ踊  高倉神社にて 高倉神社本殿
 本祓祭 来賓の方々 神輿の準備 神輿行列出発
行列出発 高倉神社 行列巡行 綾部工業団地付近 有岡町付近 巡行
御旅所 有岡町  里宮 高倉神社到着
里宮 高倉神社 神輿鎮座 日ノ神さん ヒヤソ踊り手 ヒヤソ踊 里宮 高倉神社にて
里宮 高倉神社参道の賑わい 里宮 高倉神社 神殿1 里宮 高倉神社 神殿2

ヒヤソ踊の思い出  多田町 四方績夫

 忘れもしない去ること、約五十年前、私が吉美小学校六年生の時、このヒヤソ踊りに参加した、頭に鉢巻、専用のをはき、首にはビンササラ(串状のもの)二十四本を掛け、白足袋藁草履姿に早朝より準備した。

 一生に一度のこととて、記念写真を写してもらった。当時、生存していた母より「出れない子もあるんよ。」とのことだったが、小学六年生は男子が丁度二十四名で全員参加していたと思う。祭りの行列は「丹波志何鹿郡之部」によると次のように出ている。

 高倉天一大明神祭札出輿ノ式 一番獅子頭宮本 時ノ役人有岡村 二番獅子舞 同三番日ノ神 白幣コシヤウト云 冠リ白装束六ケ村順番 四番神子多田村 五番流鏑馬 白幣里村 六番同断 有岡村 七番同断 小呂村 八番田楽踊幣 有岡村 九番大鞁 有岡村 十番ノボリ村々入込 十一番大鞁 多田村 御先金幣干原村 天一大明神金幣 高倉有岡多田村同様ナリ 鼻長高倉村 干原村 天一大明神一ノ鉾高倉村 二三ノ鉾多田村 天神鉾同村 祝詞馬干原村 神職馬高倉村 神職馬有岡村 笛田楽踊二十四人 首ニビンササラト云物ヲ掛 ビンササラ踊トモ云 此ウツシ天田郡大身村ニモ有リト云 田楽踊テンカク串ノ如クナル物ヲ首ニカケ十二偏踊御出 十二偏御入 都合廿四偏 七人里村 五人多田村 四人小呂村 三人干原村 五人有岡村 干原村 笛大鞁足旅所正面 右ハ有岡村附 後左ハ高倉村附 宝暦十三癸未年 地頭ヨリ祭礼ノ式無違乱ト書物有リト云 すなわち 宝暦十三年(一七六三年)に現在のように六ケ村を巡行し、里の御旅所神輿が渡御するようにあらためた。

六ケ村の神社は次の通り。

高倉大明神 里村御旅所 里 村
高倉大明神 高倉村
天満宮 三ノ宮山王権現トモ云) 多田村
二ノ宮大明神(産神) 有岡村
産宮山神 小呂村
星ノ宮大明神  干(星)原村

 又、高倉神社高倉町)に祀られている十二士は次の通り。
大槻権守 光頼、 渡辺隠岐守 俊久、坂田甲斐守 重時、村上判官 秀行、上原豊後守 忠将、 小(川)北石見守貞則、小野木右馬助 秀盛、荻野 盛政、確井判官 貞時、能勢伊織、武俊、福井次郎 末重、塩尻兵衛 道員

 以上ご報告申し上げます。

吉美小学校は少子化で、今は四年生から六年生の男女でようやく二十四名近くとし、この「ヒヤソ踊」を実施していましたが、近くの桜ヶ丘団地吉美小学校校区となり、今後に期待しております。