会報54号 平成14年4月20日 綾部の文化財一覧表へ 綾部の文化財
「文化財について」 会長 大嶋 文隆氏
私達は「文化財を守る会」を通じて皆さんと一緒に「文化財」を追及しています。
「文化財」という語が広く用いられるようになったのは、戦後昭和24年1月の法隆寺金堂の火災が警鐘となって、昭和25年5月「文化財保護法」が成立してからであります。
その後、昭和29年、43年、50年、平成8年の4度の法改正を経て、今日に至っています。
「文化財」には大別して、有形文化財、無形文化財、民俗文化財、記念物、伝統的建造物群に分類され、その内容は下表の通りです。
これ等が、国の指定、登録、府、市の指定、選定によって保護されています。
人間の営みはすべて文化でありますので、自分の住んでいる所から始まり、至る所に「文化財」はあります。
「文化財」を訪ねるということは日常生活の量より質へ、日常から非日常への変化がそこにあると言われます。
「文化財」を通じて、はるか遠い歴史に思いを馳せるとき、歴史は人間が作ってきたものである以上、そこにかヽわってきた先人遠のあつい思い、願い、意気込み、その裏にある苦労を察することができ、深い感慨に浸らざるを得ません。
私達「文化財を守る会」では「いかるが民俗館」活動を通じて、民俗文化財である、民具、農具、蚕具、生活具、資料の調査とまとめ、保存をめざして、4月より活動に入りました。
| 文化財の分類表 | ||
| 有形文化財 | 建造物 | |
| 美術工芸品 | 絵画・彫刻・工芸品・書跡・典籍・古文書・考古資料・歴史資料 | |
| 無形文化財 | 芸能 | |
| 工芸技術、その他 | ||
| 民俗文化財 | 無形 | 衣食住・生業・信仰・年中行事等に関する風俗慣習・民俗芸能 |
| 有形 | (上記に使用される衣服・器具・家屋等) | |
| 記念物 | 遺跡(史跡)貝塚・古墳・都城跡・城跡・旧宅 | |
| 名勝地(名勝)庭園・橋梁・峡谷・海浜・山岳 | ||
| 動物・植物・地質鉱物(天然記念物) | ||
| 伝統的建造物群 | ||